PROCOMPショック 仕様の比較
仕様比較 - 高圧ガスショック
*1 一部品番を除く
仕様比較 - 低圧ガスショック
全てのショックは押すと手元まで自動的に戻ってくるイメージがありますが、これに該当するものは高圧ガスショックのみになります。
低圧ガスショックは押しても手元まで戻ってきませんが、これは高圧ガスに比べて性能が劣る訳ではなくキャラクターの違いによるもので、用途やサスとの相性によっては高圧ガスを上回るメリットを出すことができます。
特性比較 - 低圧ガス vs 高圧ガス
低圧ガス | 高圧ガス |
□ 伸縮双方向にしっかりした減衰力が発生 □ 押しても戻ってこない □ しなやかな乗り心地 □ バネレートが固いサス向け □ 軽量〜中量車に最適 |
□ 縮み側に強い減衰力が発生 □ 押すと戻ってくる □ しっかりとした乗り心地 □ バネレートが柔らかいサス向け □ 中量〜重量車に最適 |
□ サスとの相性が悪いと横揺れがする |
□ サスとの相性が悪いと固くてハネる |
特性比較 - 複筒式 vs 単筒式
複筒式 | 単筒式 |
□ 耐ヒット性に優れる □ ストロークが全長に対して長い □ 長さのバリエーションが多い □ 比較的安価 |
□ 放熱性・減衰力安定性に優れる □ ボディーが比較的細い □ 細身ながらオイル容量が多い □ 半手工カスタム品 |
□ 放熱性・減衰力安定性に劣る □ ボディーが比較的太い □ 品番・長さによっては細身ボディあり □ 大量生産品(デメリットではありません) |
□ 耐ヒット性に劣る □ ストロークが全長に対して短い □ 長さのバリエーションが少ない □ 比較的高価 |
用語解説・所見
耐ヒット性: 飛び石などによる本体の耐久性です。本格的なレース以外はさほど大きなデメリットは無いと言えます。
ストローク: 最大長 - 最小長 = 伸縮可能な長さです。長いと自由が利きますが、短くてもサスに合った長さのものを選べばデメリットは全くありません。
放熱性・減衰力安定性: 共に高いほどショックの基本性能が上がります。本格的なレース以外はさほど大きなデメリットは無いと言えます。
ボディの径: メリットにもデメリットにもなります。太いとオイル容量が上がり、放熱性・減衰力安定性が増します。細いと性能は若干劣り(体感できない程度)ますが、取り付け部分の干渉を避けやすく、より自由なカスタムが可能になります。
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